はじめに
職場の上司や先輩の悪口や陰口に戸惑っている看護師さんはたくさんいます。
看護師さんは、生死にかかわる責任の重圧や日々の仕事の忙しさから、常にストレスを抱えています。
その上、女性が多いこの職場では、悪口や陰口が多いのは仕方がないことなのかもしれません。
ただ、悪口を聞かされる身としてはたまったものではありません。
悪口や陰口から人間関係にストレスを抱え、せっかくのやりがいのある仕事にもかかわらず、体を壊して看護師の仕事を辞めてしまうこともあるのです。
この記事では、看護師さんが職場での悪口や陰口を言う人たちとの上手な付き合い方について紹介します。
ここで書かれていることを心掛けることで、悪口での人間関係に振り回されることなく、本来の仕事に集中できるようになります。
悪口や陰口が多い職場での先輩や同僚との付き合い方
悪口を言いたくないし、人が嫌な思いをすることはしたくないと思っていても、同じ職場の人が悪口を言っている場合、悪口や陰口に巻き込まれてしまうこともあります。
また、できれば悪口を言っている人とも波風を立てずにうまく付き合っていきたいものです。
ここでは、悪口や陰口を言う人との職場での付き合い方について説明します。
自分は悪口を言わずに上手に付き合う方法
悪口や陰口が多い職場では、ある意味悪口もコミュニケーションの一つとなっています。
そのような中で、自分だけ悪口の会話に混ざらずにいると、周囲から「あの人は本音を言わない」「何を考えているかわからない」などと、悪口を言わないこと自体が逆に悪口のネタにされてしまうこともあります。
かといって、悪口を言う人達とは会話をしないで過ごすということも同じ職場の中では難しいものです。
そこで、同じ職場の悪口や陰口好きな人とも上手に付き合っていく必要があるのです。
会話には混ざっても悪口には乗らない
同じ職場であれば、悪口の多い人ともどうしても話す機会はあります。
あなたが悪口ばかりの会話が嫌だと思っているならば、自分では決して悪口を言わずに、会話を流すようにしましょう。
誰かがほかの同僚や患者さんの悪口を言ったとしても、
「そうなんですね」
「へぇ〜」
「知りませんでした」
等の相槌を繰り返しておくことで会話は成り立ちます。
悪口以外のネタを自分が提供する
たとえ相槌だけだとしても、どうしても悪口を言っている会話に混ざりたくない場合は、自分が悪口以外の話題を提供しましょう。
悪口や陰口というのは、特に女性グループの中での一番手っ取り早い話題です。
会話のネタがないから悪口を言っているだけということもあるのです。
他に会話を楽しめるネタがあれば、自分も悪口に参加せずに会話を楽しむことができますし、たとえ途中からまた悪口に話題が移ったとしても、その時だけさらっと席を外すようにすればいいのです。
おわりに
すぐに悪口を言いたがる人と話す時でも、自分を大事にすることを考えましょう。
人の悪口に振り回されると、自分自身が消耗してしまいます。
自分は決して悪口を言わずに、上手に職場の仲間と付き合うことで、そのうちに悪口を言わないあなたの良さをわかってくれる、気持ちを分かり合える人と出会う事も出来るはずです。